NAVICUSが、企業の採用担当者を対象としたウェビナー『明日から始められる Instagram採用で学生に刺さるコンテンツとは?~最強のアトラクト戦略で欲しい人材を採用する~』を実施し、参加者にアンケート調査をおこないました
SNSを通じて企業様や地方自治体様のコミュニケーション支援サービスを提供する株式会社NAVICUS(本社:東京都千代田区、代表取締役:武内 一矢、以下:NAVICUS)は、企業の採用広報・人事に関わる方を対象に、無料ウェビナー『明日から始められる Instagram採用で学生に刺さるコンテンツとは?~最強のアトラクト戦略で欲しい人材を採用する~』を2024年11月21日(木)と12月5日(木)に実施いたしました。
このウェビナーでは、NAVICUSの執行役員である橘浩介と採用SNSコーディネーターである小田美羽が登壇し、採用目的のInstagram運用について以下の内容をお伝えしました。
- Instagram採用を始める前に、絶対知っておきたいこと
- 採用活動でInstagramが必要な理由と、効果的な活用方法
- Instagramライクで学生に刺さるコンテンツ(企画・表現・デザイン)とは?
両日の参加者アンケートでは、ウェビナーの満足度について「満足」「やや満足」と答えた割合が94.0%となっています。(n数=84)
今回の記事では、ウェビナーの参加者を対象におこなったアンケートの結果から見えた採用活動における課題感とInstagram運用の傾向についてお伝えします。
目次
【参加者アンケート】採用活動において優先度高く課題感を抱いているフェーズでは「認知獲得」「応募数増加」が上位に
参加者全員に「採用活動において優先度高く課題感を抱いているフェーズ」を単一回答で聞いたところ、「認知獲得」「応募数増加」が多くなりました。また、現在採用目的のInstagram運用を行っているという50名の回答を見ても傾向は変わらず、「応募数増加」が17票、「認知獲得」が16票、他10票以下となりました。
【参加者アンケート】「認知獲得」「応募数増加」への効果を期待してInstagramを運用するも、期待通りの結果が得られていない企業が多い
すでに採用目的のInstagram運用を行っている参加者に、特に期待している効果について最大3つの複数回答で聞いたところ、「応募数増加」「認知獲得」が多くなり、次いで「興味喚起」となりました。採用活動において抱いている課題感を改善する手段のひとつとして、Instagram運用が行われていることがわかります。
一方で、採用目的のInstagram運用で特に効果を実感しているものを最大3つの複数回答で聞いたところ、「特にない」が最も多くなり、次いで「興味喚起」となりました。多くの企業が、Instagram運用にリソースを割きつつも期待している効果が得られていないことが判明しました。
【参加者アンケート】Instagram運用で課題になっているのは「コンテンツ設計」。応募獲得に繋がるInstagram運用をするために大事なこととは!
すでに採用目的のInstagram運用を行っている参加者に、採用目的のInstagramを運用するなかで特に課題に感じていることを最大3つの複数回答で聞いたところ、「学生から需要のあるコンテンツ設計」が最も多くなり、次いで「Instagramアルゴリズムに適したコンテンツ設計」となりました。
今回の参加者アンケートの結果から、多くの採用担当者が「応募数増加」や「認知獲得」の効果を期待してInstagram運用に取り組むものの、求める効果が得られていないことがわかりました。また、今回のウェビナーテーマに取り上げたことと同じく、学生から需要のある情報を精査し、それをInstagramライクにコンテンツ化する点に課題感を持っている採用担当者が多くなっています。今回のウェビナーに参加した方からは、アンケート上で下記の感想が寄せられました。
参加者からのコメント「今回のセミナーで最も役に立ったパートについて」
「今まで漫然と投稿していたが、どのような点を意識すればよいかわかった」
「どういった投稿をすれば効果的か、運用方法など、わかりやすく説明していただけて参考になりました」
「ビジュアルを用いて数多くの事例をご紹介いただきましたので、イメージが具体的になりました」
「Instagramの知識があまりなかったため、機能についても参考になった」
「コンテンツがマンネリ化していたため、参考になりました」
そのほか、現時点では実感できている効果が特にないという声も多かったですが、別の調査では、新卒採用において6割以上の学生が就職活動でSNSを利用しており、その中の8割近い学生が「SNSによって選考や入社の意向度が高まった」という結果も出ています。*1
*1:株式会社No Company調べ「Z世代就活生のSNS活用に関する実態調査」(2023年)
では、「応募数増加」や「認知獲得」の効果が得られるInstagram運用を行うためにはどうしたら良いのか、そのためには、企業が一方的に伝えたいことを発信するのではなく、学生が知りたいことと自社の魅力の重なりをInstagramの“お作法”に則って伝えていくことが重要です。
NAVICUSでは、効果的な運用方法の手順として下記を推奨しています。
- 企業の魅力因子を、採用の4Pといわれる「目標への共感」「活動の魅力」「人の魅力」「待遇の魅力」をベースにカテゴライズする
- カテゴライズした魅力因子とInstagram機能の相性、求職者の活動フェーズを掛け合わせて運用設計・コンテン案を考える
- Instagram上で企業のブランドイメージを踏まえた世界観を構築し、コンテンツのデザインにも反映しながら投稿していく
企業が発信したい情報を基準にするのではなく、求職者が知りたい情報を知りたいタイミングで発信していきながら、企業のブランディングも伝えていくことで、応募数増加や認知獲得に繋がるInstagram運用を実現することができます。
採用目的のInstagram運用をトータルサポートするのが、NAVICUSの「Instagram採用支援サービス」!
NAVICUSは2024年12月より、企業の魅力因子の抽出からInstagram運用の戦略策定・運用、効果測定までをトータルサポートするサービスを提供しています。
特徴その1:独自の魅力診断
先述の効果的な運用方法でお伝えした採用の4Pをベースに、独自で設計した従業員アンケートをおこない、社内のさまざまなセグメントの人が考える「その会社の魅力」を定量的に分析します。
社歴や職種・役職の異なる社員が考える社内のリアルな魅力を定量的に把握することで、Instagramコンテンツにすべき内容と、最適な投稿ボリュームのバランスを設計します。
特徴その2:Instagramへの最適化
抽出した魅力因子をInstagramライクな企画にし、求職者の活動フェーズに合わせた投稿計画を設計します。
Instagramはクリエイティブとテキストを組み合わせて多くの情報量も盛り込めるほか、ストーリーズやフィード・リールなど投稿機能もさまざま。閲覧や拡散の特徴は機能によって異なるため、NAVICUSがこれまでご支援してきた幅広い業界の知見を基に、適切な中長期戦略と投稿計画を作成します。
特徴その3:世界観の構築
投稿企画のバリエーションを出しつつも、企業アカウントとして重要視したいのが「アカウントの世界観」です。Instagram運用においては、クリエイティブのクオリティやアカウント全体の統一感が見る人の印象にも大きく影響します。
NAVICUSのInstagram採用支援サービスでは、さまざまな有名ブランドのSNSクリエイティブを手掛けてきたデザインチームが、ブランドイメージやアカウントを通して伝えたいイメージを基に世界観を構築していきます。
内製化を見据えたパッケージ
NAVICUSのInstagram採用支援サービスは、ずっとお任せいただくことはもちろん、ノウハウが社内にしっかりと残る形での運用も目指しています。
Instagram運用において重要な要素となる写真撮影をクオリティ高くおこなえるよう、よくあるシーンごとにお手本となる構図や撮影上の注意点をまとめた「採用Instagram撮影マニュアル」を提供します。
また、SNS運用を内製化する際にネックとなるのが炎上対策です。属人化しやすいSNS運用を長く安定してチームで取り組んでいけるよう、トラブルを起こさないために避けるべき表現や注意点、トラブルが起きてしまったときの対応方法をまとめたガイドラインもパッケージに含んでいます。
NAVICUSのInstagram採用支援サービスの詳細資料をご希望の方は、こちらのフォームからダウンロードいただけます。
これから採用目的のInstagram運用をおこなっていきたいとお考えの方や、今の運用に課題をお持ちの方はぜひご覧ください。